昨日、『ガイアの夜明け』を観まして、家電量販店が現在縮小している
国内市場でどう生き残っていくのかをテーマに放送していました。

不動産業とはあまり結びつかないテーマにはなってしまいますが…
ただ、どの業界でも国内市場は縮小しているはず…。
テーマがテーマなだけに、ついついテレビに釘付けに(驚)

一昨年まで成長を続けてきた家電量販業界が、昨年初めて縮小市場に。
地デジ移行終了に伴い、薄型テレビバブルが終わり…、今年も縮小市場
になる見込みだと。

今年の6月に同業界5位のビックカメラが同業界6位のコジマを買収しヤマダ電機に次ぐ業界2位になりましたが、後に続き同業界1位のヤマダ電機が7月にベスト電器を買収し突き放しにかかりと、今現在の家電量販業界は「ヤマダ電機」・「ビックカメラ・コジマ」・「エディオン」の3社に絞られ、生き残りをかけた激動の再編時代に。

テレビを観て驚いたのは、コジマが2000年の大店法(名称:大規模小売店立地法)が廃止されるまで業界トップであった事。大店法の廃止後、ヤマダ電機が一気に店舗大型化で出店を進め、2001年に業界トップに躍り出てから他社を圧倒して首位を堅守しています。

家電量販各社では、生き残りをかけて新たなサービス戦略をしています。
ビックカメラは、女性客を取り込むという戦略とユニクロとコラボする戦略を一手に再編をかけているとも。
一方のヤマダ電機は、住宅メーカーを買収し、広大に土地を買い取り、次世代省エネタウン(約500戸)の開発に取り掛かっています。

ヤマダ電機の山田昇会長が取材で、『10年15年後家電量販業界がどうなっているか分からない、5年後の未来を見据えて中期的計画で進めていかなくては』と。

どの大企業・中小企業でも同じだと思いますが、生き残りをかける為
には、長期的に物事を考えるのではなく、3年後5年後と中期的に計画を
立て実行していかなくては先はないというのが、縮小市場の生きる道に
なっているのだと、今回の番組を観て改めて痛感しました…。

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